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         畑便り2006/12

この一年ありがとうございました。
また、皆様の心づかいに甘えての一年だったように思います。
生意気にも、次の世代への橋渡しにでもなればと、六年前に始めた農、 自然
と向き合えば、向き合うほど『つみかさね』と言う答えが返ってきます。
この秋は"その土地に合った野菜を見つける"という自然農の大切な原点に戻っ
て種を選んで蒔いてみました。 まず種子は、手種が一番ですが、採れない
場合は、できるだけ近くで生産されたもの、少なくとも国内で生産されたもの、
そして農薬を使わず種子消毒のされていないものを選びました。
自然農の畑では、「蒔いたその年に実りを求めるのではない。」
『一年目は人が蒔き 二年目は鳥が蒔き 三年目に自然になる』 と言う福岡
正信さんの言葉が、今やっと少しずつ実感として感じられるようになってきた
ところです。 そしてこんな小さな歩みの積み重ねを、これからもゆっくりと
すすめてゆきたいと思います。

この冬、私達の農園から少しずつお届けしている野菜を紹介します。
小さくても、香り高いものが多いはずです。 たまに地に合ったのか、大きく
なった物もありますが、煮る時間なども短く、口溶けは良いはずです。
どうぞお楽しみ下さい。



大根  
 山田ねずみ大根
   滋賀県湖南地方特産 日本で一番軟質の白首大根です。
   葉も柔らかいです。
   漬け物用として有名ですが、普通に料理しても美味しい。
 伊吹大根
   滋賀県伊吹町大久保地方で、峠の大根として
   引き継がれてきたもので
   独特の辛みが特色。
 源助大根
   石川県の農家の方が選抜して作った青首大根。
   1940年代前半から栽培されてきた、金沢の伝統
   野菜の一つ。
 方領大根
   牛角形 尾張地方の大根。冬どり? 今はほぼ全滅
   状態です。


にんじん
 鮮紅一尺ニンジン
   いろいろ蒔いてやっとたどりついたのがこれ。 生命力が強い。?
   市場で見かけることがなくなった、一尺ニンジン。でも私達の自然農の  
   畑ではまだそんなに長くはなりませんが・・・・・

 万木カブ
   滋賀県特産、外皮鮮紅色 肉質白く緻密 一種独特の香味で糠漬け 
   酢漬け等 またこの鮮やかな紅は、サラダにも風味格別です。
日野菜カブ
   御存知。滋賀県日野特産。日野菜漬け。 
   今年はやっと、お届けできるかな?
今市カブ
   奈良県の在来種。 純白の腰高偏円形、
   葉も柔らかい。
松ヶ崎浮菜カブ
   京都松ヶ崎地方で古くから栽培されていたようです。
   今秋、我が畑では、全滅状態!
きくいも
   シャキシャキとした歯ごたえが魅力。
   イヌリンが多く含まれ血糖値を下げる効果が
   あるという。皮をむきサラダ、煮物、炒め物、
   漬け物等いろいろ利用できます。
   迫に自生しています。


ネギ
   滋賀県日野町清田地方特産。市場にはむかない?ほど、軟らか 
    いネギです。

畑菜
   現在は市場から消えてしまったけれど、奈良時代から栽培されている
    京野菜。

正月菜
    尾張地方で古くから栽培されていた。
    小松菜に近い在来の菜類です。 年の初めに
    お雑煮に入れ最初に食べる野菜だとか。

かつお菜
    福岡県。福岡の雑煮には欠かせない。
    漬け物。煮食。汁の具に。
    鰹だしの味と言われる。
    汁にもうま味がプラスされます。










             畑便り 2006・7

母を生津の畑に案内した時、「こんな良い所があったんゃー、ここなら
百歳でも生きられるヮー!」と、一声を上げたのが印象的でした。 
母は、私達がインドのお茶畑を訪れた時と同じくらい感動していたのだ
と思いました。 
(事実、伊藤さんのおばあちゃんは99歳。 元気で友達とおしやべりを
したり、家の二階までの階段を登り下りされています。)
伊藤さんから田んぼを借りて6年、いろんな事を学習しました。
太陽の偉大さ、虫や植物の豊富なこと、土の違い、人々の生活、農に
対する姿勢・・・・・等々。  そして、自然農に対して自信を失いかけた
時も、生津の畑に行くと『あァーこれでいいのだ!』と確信を何度得た
ことでしょう。 そして、たくさんの野菜を収穫させていただきました。
でもこの夏、畑をお返しすることになりました。 食の安全性やスローフード
"ロハス"と言うような生活様式が注目される中、それとは裏腹な、
生産性や効率等、何より経済面が優先され、要求される日本の農業の
現場、それに拍車をかけるような、これからの政府の農業政策の問題、
世代交代が進み、後継者等の周りの状況の変化・・・・・等。 これ以上
続けるには、耕地整理されたこの土地では、私達のような草によって
生かされる農法は無理があると感じたからです。

伊藤さんには本当に感謝しています。
農に対して厳しい時代に、私達のような、未熟な者にご理解をいただき、
大切な田んぼを貸してくださった勇気あるご配慮に感謝いたします。
ありがとうございました。
『生津』・・・・・「生」(命)あるものが「津」〔集まる所〕と書きます。
いつの世も、生きとし生ける物が集うところでありますように祈っています。
ありがとうございました。


生津







これからは、迫の畑のみの収穫となります。 迫は谷です。 日照時間が全く
違います。 当然収穫量も違ってきます。 でも生物環境に明るい学者の方が
迫の私達の畑を見て『ここは植物も虫も生き生きしている。 私達も元気をもら
える。』とおしゃってくださいました。 それを励みに、迫でしか採れない物、迫に
合う作物、これからはそう言う物を中心に私達の畑を育んで行きたいと思っています。
また、ご迷惑をおかけすることも多くなると思いますが、よろしくお願い致します。



                〒529?1644 滋賀県蒲生郡日野町内池447
               ニルギリ ハッピーバレー農園 Natural balance for the earth
           TEL&FAX0748(53)2251 Eメールnilgiri@mbox.kyoto-inet.or.jp  
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       畑便り 2006・5

 
                        
人はいつ頃から『火』を使い始めたのでしよう。
おくどさんでご飯を炊きながら、考えてしまい
ました。
最近は家庭で『火』を見ると言うことがほとんど
なくなりました。
スイッチを入れるとお風呂が沸き、コンロは「IH」
が多くなり、暖房はエアコンという時代です。

炎を見ると安堵な気持ちになる時があります。
外国の人はよくキヤンドルの明かりを好み、
あの柔らかな明かりのもとで食事をしたり、語り合ったり
します。
話もゆっくりと穏やかに。
ご飯を炊くと言うことが『仕事』であった時代、朝早く起きておくどさんで
ご飯を炊き、『炎』を見ながら居眠りをした、おかあさん。 ほんの一瞬の
まどろみだったのかも知れません。 
親の言いつけで子供の仕事でもあった御飯炊きや、薪を割って運び、
しばを集め、水を入れ、風呂を焚く、そんな中からいろんな事を学習した
ように思います。 大人は大人なりに、子供は子供なりに『炎』とか『煙』を
みつめながら何を感じていたのでしょう。

『明と暗』
生活は安堵と危険が同時に隣り合わせにあって、生きると言う実感があ
るように思います。
自分の身体や心の中にある『善と悪』がいつも、炎のように前後左右に
微妙なバランスをとりながら、ゆれている。
それが、生きているということ。 かまどの火を見つめながら、大きくゆっくり
と深呼吸をすると、そんなことが見えてきた。
私達はいったい何処へ行こうとしているのでしょう?
そして、これから生まれてくる子ども達を何処へつれて行こうとしているのだろう?
   
             Natural balance for the earth ニルギリ ハッピーバレー農園 
                              
            
 



      桟敷窓とおくどさん

 人は、風や空気、香りの中からふっと遠い記憶を取り戻す
ことがあります。
 おばあちゃんの、おばあちゃんの、またおばあちゃん達が
祭りばやしを聞きながら、家人を祭りに送り出す準備やお客
の接待、祭りのご馳走等に、忙しく働いていたかたわらに、
おくどさんはあったはず。
 この家に残されたおくどさんに再び火を入れて、薪の香り
薪やしばが燃える音、ご飯の炊ける香り等から、流れていた
時間の感覚や、五穀豊穣を願う祭りの意味等を考えながら、
『今生きていること』を感じてみよう。

    地産地消 温故知新 身土不二

 日野町村井、日野祭りが行われるメインストリートに
西田邸はあります。
 時の流れの中で、今は住む人が居なくなっているこの
歴史ある家は私達に何かを語りかけてくれます。
 どうぞこの家の中に入って一時を過ごしてみて下さい。
 そして、この家と語りあってみて下さい。



時  2006年5月3日
場所 滋賀県蒲生郡日野町村井(西田邸)
粗飯(お昼ごはん)
 おくどさんで炊いた竹の子ご飯
 お菓子付き       六百円也

                 西田邸再生プロジェクト





前略
年も明け、はや一ヶ月が過ぎ、立春の頃となりました。
お元気で、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
本当に月日の経つのは早いものです。ご無沙汰ばかりして申し訳ありません。 
私達が日野に移り住んで五年が経ちました。その間自然農を通しての出会い
町民としての出会いや体験。そして双方の母親、 頼りにしていた叔父、
障害を抱えながらも優しく、自尊心を持って強く生きた従兄弟、そしていつも
いっしよだった愛犬のチャメが、亡くなりました。
五年の短い間にも楽しいこと、辛いこと等、けっこうあるものですね。 

さて、 日野町は合併しないで自律をめざしている町です。国からの安易な
資金を得ずに、今あるものを生かし、このままでは朽ちて行くものを再生する等、
小さくとも、いきいきとした町づくりを、模索している真っ最中です。
その中の一つのプロジェクトに古民家の再生があります。
日野町には、古いすてきな平屋の家が、随分多く空き家となっています。
悲しいかなそんな家が取り壊され、アパートや駐車場になっているところも少なく
ありません。そんな古民家をなんとか再生利用したいと、今私達は取り組みの一つ
として、日野商人街道に面した桟敷窓のある古民家の再生に一役かっています。
(お掃除です) とりあえず今年の『日野祭り』までにきれいにして、この家に残され
ていた、「おくどさん」〔かまど〕でごはんを炊いて、皆様を迎えられたらと、みんなで
奮闘中です。五月の風に誘われて、一度日野の街を訪ねられてはいかかでしよう
か?
まだまだ、寒い日が続きます。どうかお身体ご自愛くださいませ。
ご家族のご健康とご多幸をお祈り申しあげます。
      となりの空き家




                                ゴーダマは元気です。




           畑便り 2006/1・29

     明けましておめでとうございます。
今年は旧暦でのごあいさつになってしまいました。
でも、農にたずさわって、自然のめぐりをみていると、何かこの旧暦の方が、
日本の暮らしとも合っているような気がします。
一月七日にいただく七草粥なんていうものも、西暦の一月七日にはどうみても
自然界で食せる状態にはないのですが、立春ともなると、若芽の息吹が出てく
るような気がします。
自然農をはじめてから、五年の歳月を経て、いまだに秋冬の葉物野菜は、まだ
まだ順調に育つところまでゆきません。 昨年は獣害で、今年は雪でと、とう
とう二年続きで冬野菜をお届けできない状態になってしまいました。 
ごめんなさい。 いろいろと、考えさせられる年明けとなりました。
それでも何年か前のこぼれ種から、とても立派な野菜が、いくつか生長してい
ます。 今まではこういう物も、何とかお届けをしたいと思い、収穫していた
のですが、今年は思いきってそのままにしています。そして『手種』の広がり
をまとうと思っています。



冬の花ロゼット
オニノゲシ
コオニタビラコ
アレチノギク
ギシギシ



「絵とき 土と遊ぼう」松尾嘉郎 奥薗壽子(著者)という本の中に、
アグリ君の一口話その2「カインとアベル」
旧約聖書、創世記によると、ヒトの先祖アダムの長男カイン(獲得)は、農民
の開祖となり、次男のアベル(無あるいは存在)は放牧民の開祖となりました。
ある日、二人はそれぞれの収穫物を神に捧げました。しかし、神は、アベルの
捧げ物を喜ばれましたが、なぜか、カインの捧げ物を無視されました。その理
由について、聖書は何も説明していません。 
『そうですネ』と、アグリ君がいいました。
『土地の所有権をめぐる、農民と放牧民との争い、土着と遊牧の見解の相違、
菜食民と肉食民との争いなど、いろいろな説があります。しかし、片寄らない
普遍的な愛を、この地上に現された神の意志の説明としては十分とはいえませ
ん。それは、栄えては滅んでゆくメソポタミア、ナイル、ギリシャ文明など、「土」
を忘れた略奪農業に対する警告なのではないでしようか』 
という、一説があります。でも自然農のこんな種から育まれた捧げ物なら、きっ
と神も喜んでくれるでしよう。
と言うわけでしばらく野菜の配達をお休みさせて下さい。
春の息吹をお届けできる日まで。 


タンポポ
オオイヌノフグリ
ヨモギ

 地べたにはりつくように、平たく八方に葉を広げる越冬草のようすをいつのころからか
 ロゼットと呼ぶようになった。ロゼットの形は種ごとにちがい、冬の野山のおもしろい観察
 になる。北風をさけながら、冬の日差しを受けて春を待つ。   
       

      ニルギリ ハッピーバレー農園 Natural balance for the earth
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