なごみのミドリ やすらぎの白 はんなりの赤
なのにとーっても丈夫♪ 1300度で焼いてるから〜♪

まずはここを
クリック♪

毎月6名様にやきもの
プレゼント!ハプーの
日常もここでチェック♪
 

☆技法公開や沖縄、韓国ネタは、
 サイトマップからどうぞ


☆「お得」満載!メルマガ『ハプー通信』
 あなたもメルマガ登録してやきものプレゼントに
 応募してください♪応募の合い言葉は、
 毎月15日にメルマガで発表〜♪ 


    メールアドレスを入力してください。

  トップページ  作品購入  作品一覧  ご注文方法  お問い合わせ  八風窯について  サイトマップ  

■もらう

■出会う

■盗む

技法公開
  『生き陶』
  ビアマグ制作の実際
  穴窯焼成の実際
  黒陶を焼こう
  陶板時計の制作
  祈りの造形(かたち)
  紐づくりで大物を
  ハンコで馬の絵付け
  ヒナ文の絵付け
  おしえてやきものAtoZ

■読む

■登る

■笑う

■和む

■プロフィール

■サイトマップ

『ヒナ文の絵付け』

 

○ツボ:生素地への掻き落とし・下絵・上絵の手順でヒナ文の絵付けです。
   焼物の絵付けは2段階。下絵と上絵。工程の流れを整理しましょう。 

   成形した素地→化粧掛け→乾燥後に掻き落とし→素焼→下絵→釉掛け
   →本焼→上絵→上絵の焼きつけ

 

白化粧を生掛けして乾いた素地に、桃の花とヒナのリンカク線を鉄筆で掻き落とす。筆で描くのとはちがうシャープな線で描ける。
素焼(850度)したものに織部とピンクで桃の花の下絵つけ。
ピンクは土灰釉に陶試紅(顔料の名前)をテキトーにまぜたもの。
土灰釉を掛けて本焼(1280度)酸化焼成。
ここから上絵です。本焼したものに赤ダミ(うすく)します。
上絵の黒(洋絵具の茶と大正黒をまぜたもの)でヒナの髪を。
濃い赤で目と口、女雛の肩、男雛の腰帯を
紫で女雛の帯と衿(エリ)、紺で男雛の袴を
緑で笹と衿、黄色で点文を入れて850度で焼いて・・・
完成。寒の1月2月に赤絵の小品を飾ると春三月を待つ気分が出ます。

 

ツボ:下絵は呉須(青)織部(緑)鉄(黒もしくは茶)、伝統的な下絵の色としては
   この3色しかありません。これらで絵を描き、そのあとで釉薬を掛けるのです
   から、釉薬の下に青・緑・黒はあります、なので下絵です。
   英語でも under glaze (釉藥) painting と言います。

   本焼(1200〜1300度)したものはもう食器として使えます。
   釉薬がガラスとして掛かっていますから水を通しませんし、素地も充分焼き締
   まって堅牢です。しかし下絵で出せる色は3色しかありません。下絵の3色で
   絵が納まるものはここまでで完成ですが赤などを使うとなると、さらに低火度
   の絵具で絵つけし、それを焼きつける上絵つけの工程が必要です。素焼・本焼
   で2回。さらに上絵の窯と3回焼くことになります。

   上絵は本焼して溶けた釉藥の上に絵を描くから上絵といいます。英語だと
   over glaze painting です。900度以下で焼きつけます。それ以上だと消えて
   しまいます。日常食器として使うためにまず1200〜1300度で本焼しその後に上
   絵することになるわけです。

   上絵のことを赤絵・あと絵・色絵ともいいます。赤絵というのは赤が代表的な
   色だから。あと絵は手順があとだから。色絵はたくさんの色数があるからです。
   金や銀、緑でも青味のつよい緑だとかさまざまな色味があります。

   ちょっとヤヤコシカッタですねー。

 

 

紙雛は 恋したそうな 顔ばかり

    正岡子規の句ですがぼくの描くヒナの顔もそんなカンジです。
     

 

作品の購入はこちらへどうぞ

 

 




  トップページ  作品購入  作品一覧  ご注文方法  お問い合わせ  八風窯について  サイトマップ  



八風窯(はっぷうよう)

〒527-0231 滋賀県東近江市山上町1   tel&fax 0748-27-1955
oneeye.kei@nifty.ne.jp

Copyright(C) 2000-2006 happuyo. All Rights Reserved.
Supported by T-CRAFT.