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『ひととうつわ』
『ひととうつわ あの子のヒヨコ飯碗』
『ひととうつわ 妹の茶碗 青いジュンサイの文様』

『ひととうつわ あの子のヒヨコ飯碗』

あの子のヒヨコ飯碗 [ ひととうつわ ]
これはぼくの小鳥文

えーと
あのオウチの 
あの子はヒヨコの文様のこども飯碗をつかってる

テレビのワイド−ショーでまた見ました
ヒヨコの飯碗。しろい土もの。
彫りで輪郭、黄色い色化粧と赤絵。見込みにもヒヨコ。
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笠間の「きらら館」はいい立地。

笠間芸術の森公園の茨城陶芸美術館や体験登り窯などの直下。
笠間焼の陶器まつり「火まつり」も5月連休のころ、ここの芝生広場である。

きらら館では作家のカップ&ソーサーを棚から出して無料でコーヒーが飲める
コーナーもあります。オーナーは40代後半の女性で自身も作り手、
自社工房もあって生活雑器、日常の器をつくってもおられます。
きらら館には笠間の作家だけでなく他産地の作り手の器も。

6年ほど前に益子の陶器祭にぼくが出してたらお声をかけていただいて、お取り引きをしております。東京の自由が丘にもお店があるんで、うちの鉢をキムタクが来て買ってくれた、との連絡あり。
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「きらら館」さんも、おととしの2月はじめて東京ドームのテーブルウェアフェスティバルに出展されて、うちとブースがとなりあわせになりました。
白い子供碗にヒヨコのワンポイントの絵付け、それを指して

「こちら雅子さまお買い上げの品です」と声が聞こえてきたんで・・・

キョーミシンシンで聞くと、茨城国体の折り、皇太子ご夫妻が笠間芸術の森公園を御視察に。お店に立ち寄られて・・・ヒヨコのこども飯碗をお買い上げに。
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そん時って現場で財布からお金だして買わはるんですか?

いえ、おつきの方が「のちほどこのあたりの物を宿舎の方へ」と。
ホテルにお持ちして・・・

湯のみ/子供飯碗/豆皿をお買い上げに。飯碗は¥1700

そのあとさらに茨城にいらした折に同じ柄のミート皿と中皿を買い足されたそーです。このとき陶人形の「どんぐりリス」と「ねずみのチュー太郎」もお買い上げに。

このヒヨコ文の作り手は60才くらいの笠間焼の男性の陶芸家。
ワイドショーや本で取りあげられていて、いくらつくっても追いつかないそうです。葉山御用邸の周辺のお店もこのヒヨコ文をあつかっててすんごく売れてるそー・・・

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あの かわいい 
ふっくらしたお嬢ちゃんが 大人になったとき
土もののヒヨコのご飯茶碗で食べてた 
ちっちゃいころを思いださはるんやろな

必要とされてるものの ひとつのかたち
日々のくらしを彩る 器とのくらし 
土ものの 手づくりの飯碗
それを用意してくれた 父や母との思い出

笠間焼のふだん使いの品 ヒヨコの子供碗

あの子がもうすこし大きくならはったら・・・ 
うちのイチゴ文や小鳥文で食べてくれはらへんかなぁ♪

なんぼ作っても追いつかん・・・いっぺんそんな目にあってみたい♪

    

 

『ひととうつわ 妹の茶碗 青いジュンサイの文様』 につづく

 




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