なごみのミドリ やすらぎの白 はんなりの赤
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JとKの隔たり 3

えーと 小学生のころは ぼんやり
漫画家になりたい と思っていたが
筋=ストーリーを 考えられないなーと

中学生のころ 大阪万博があり
親父が これからはデザインが重要
画家は食えないけれど デザイナーは食える
絵を描くのが好きなら そっちに と誘導

現役受験 愛知県立芸大のデザイン科 不合格
1浪受験 京都市立芸大の洋画科   不合格
2浪はいやなんで
2次募集で京都精華短大洋画科に なんとかもぐりこんだ

デザインから洋画に変更した理由は
べつに 油絵が描きたいわけでも
洋画家になりたい なれる と 
思もたわけではなかったんですねー

 デザインより
 洋画のほーが
 より自由そー   これが変更理由

デザイン は発注者がいて  
いろんな制約のなかで仕事せんなん ←不自由
洋画とゆーても いわゆる油絵 はなく
ポップアートとかのあたらしい絵画 ←より自由

 まあ 振り返ってみると
    子供っぽいもんですねー
 で  短大の2年なんてあっとゆー間
 で  21歳ですんで 自分で食わないとねー
 で  就職課の掲示板に 絵付師募集 と求人票
 で  東福寺近くの窯元に見学に行き なんとなくそこに
 で  それから30年 やきもんを焼いて生計を立ててる・・・
 ま  やきもん屋 は恵まれてる 
    画家を目指してたら 食えないでしょう



    

絵を描き 
絵を売って 
それで生計が立つ  これは ごくごくマレなこと
              なので現実生活に埋没して
              いつか絵を描かなくなる
              これがタイテーのフツー

      経済と人間関係 これが精神の重荷
      経済的に成り立たないことは長続きしない

が   それに負けない人もいる
    絵を描くことが好きな人間にとって
    絵を描きたい欲求 は根源的なところから発するにもので
それに 従い描き続け 自己を訓練しつづけ 描くテーマを見失わず 
さらに 長く生きることで 描くテーマを次々に発見しつづけ 描く 
そんな 幸運な例もある もちろんそれはマレな例ではあるが・・・

そーなると 生きる=描く って境地にまで至る
そーなると 描くことが 自己の存在証明=アイデンティティ



売らない絵 で行く のがそこへ行く道 
売れる絵は 売り絵 キレーな絵 上手な絵 しか売れない
紋切り型のキレー 大衆は保守的 壁の飾り しか売れない

壁の飾りとして適当な美 でないと 売れない
お医者さんの待合室には 裸婦はマズイんである


 お医者さんの待合室に もし・・・
 モジリアンニの
 しどけない女 
 が架かってたら・・・・


 かなり コマル・・・


毒にも薬にもならない絵がいい 表現はいらない
裸婦はマズイ 花鳥画 風景画 静物画 それらは 安心 

ここで求められてるのは 室内装飾備品としての絵←道具
キレーな壷 のような絵 であれば空間を 乱さない



表現するってことは
売れる売れない からゆーと 売れない絵 を 追求していくこと
表現の手 を抜いてしまって 売り絵に堕する のを拒否すること
はじめっから 売らない絵 を描いて行くこと


そんな人 がちゃんといて
淡々と 気負うことなく
元気に 毎日 絵をかいてはる 



ぼくとこ 今は 東近江市
前は 永源寺町 とゆーてたけど この町内に 

阿波連永子:あわれんえいこ

って人がいたはって ぼくより10歳ほど年長 63歳かな

渡辺さんってゆー 木工家の奥さん
娘さん2人とも もう独立したはる 孫さんもいたはる

17年前かな 子育て終わって そろそろ夫婦二人とも
ほんとにしたいことをするために と
この山里の古民家に移ってこられた方



 沖縄首里高校の美術部 で絵と出会い
 高卒で大阪で美容師見習い 美容師に
 旦那さんとも大阪で出会わはったとか
 子供2人子育て 主婦の仕事 美容師の仕事
 でも絵はやめなかった 京都のクロッキーの会に通い続け・・・

絵画表現は 基本は 線 である
      線 があって 面 になり 
      画面が 構成される=構図
      色彩が 加わって 絵ができてる

 旦那さんは 建築関係の職業
 しかしやはり やりつづけて来た木工をやってはる
 夫婦二人とも ほかに職業を持ちつつ子育てを終わらせ
 ほんとうに やりたいことをやれる時を この山里に持たはった

 阿波連さんは 
 ここ10年ほど前から 一人で 世界へスケッチ旅行
 パック旅行ではなく 個人旅行 ニューヨークは2回
 ドイツオーストリアスイス タンザニア ケニア 
 中国2回 イタリア インド 南米 すごいバイタリティ 
 その印象をもとに バンバン描いてはる すんごい絵

   ひょっとしたらぼく
   もっともっと 先で 
   絵を描きたくなる んかなぁ・・・とか思う

 阿波連さんは
 英語もスワヒリ語もドイツ語も中国語もできないが ダイジョブ

  絵を描く者の幸福は 
  スケッチブックと鉛筆さえあれば
  世界のどこでも だれとでも 交流できる

 ぼくも韓国・バリで このことを実感してるんで
 もっともっと先で 長い旅 に出ることできるんかなぁ・・・
 
 ともかくも先達:せんだつ
 阿波連さんには 膝をまじえて
 いずれ ゆーっくり ハナシを聞かせてもらおー っと♪

 ☆画像 モジリアンニ以外 
  ぜんぶ 阿波連永子 の作品 すごいでしょ♪


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明日は アールブリュット:生の芸術 について
    JとKの隔たり4 明日につづく




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