なごみのミドリ やすらぎの白 はんなりの赤
なのにとーっても丈夫♪ 1300度で焼いてるから〜♪

まずはここを
クリック♪

毎月6名様にやきもの
プレゼント!ハプーの
日常もここでチェック♪
 

☆技法公開や沖縄、韓国ネタは、
 サイトマップからどうぞ


☆「お得」満載!メルマガ『ハプー通信』
 あなたもメルマガ登録してやきものプレゼントに
 応募してください♪応募の合い言葉は、
 毎月15日にメルマガで発表〜♪ 


    メールアドレスを入力してください。

  トップページ  作品購入  作品一覧  ご注文方法  お問い合わせ  八風窯について  サイトマップ  

■もらう

■出会う

■盗む

■読む

  JとKの隔たり

やきもの旅行記
  バリ小説
  窯ぐれ往来韓国編
  国内特別沖縄編

やきものエッセイ
  木の葉の舞い
  三線のこと

■登る

■笑う

■和む

■プロフィール

■サイトマップ


   JとKの隔たり 1
   JとKの隔たり 2
   JとKの隔たり 3
   JとKの隔たり 4
   JとKの隔たり 5
   JとKの隔たり 6
   JとKの隔たり 7

JとKの隔たり 4

この3月のアタマ 
近江八幡 尾賀商店で器展をした

街角にポスター 
尾賀商店の すぐそばにある
ボーダーレスミュージアムNO-MA での展示会に行った



アロイーズ スイス人 1886〜1964 享年78 

ほー ピカソの5歳下で 9年早く亡くなってる
31歳から統合失調症を病み 46年の入院生活で
粗末な画材で 膨大な作品を残した

アールブリュット 生の芸術

1930〜40年ころ 
精神に障害をおった人々の表現の発見 があり 
心の深層に眠っているイメージ それが 
表現とどうかかわってるのかを考える 
はじまりになった  

アールブリュット

このことを書く前に・・・・
こどもの表現を考えてみる

紙に鉛筆で わけわからん絵を書いているこども
イッショウケンメイ ぐーるぐーるぐーる と言いながら
うずまく線を描いている子供は 表現の真っ只中 にいる 
線を引くこと それを全身全霊で 楽しんでいる

 なぜ 楽しい のか
 なぜ 表現すること は楽しいのか

 きっと世界とかかわることやから
 きっと世界を構築することやから


ヒト 動物としてのヒト
   ヒトとしてのヒト

生まれたての赤ん坊には 
いくつか 動物としての力 が備わっている

 両手で横棒を握り ぶら下がることができる
 握る力で 自身の全体重を支えることができる
  
 目が見えている そして その目は
 横並びになった15センチ離れた黒い2つの点を追う
 ほかのパターンではなく 2つの点 のパターンを追う

 耳も聞こえている その耳は
 低い音よりも 高い音に反応する

木にぶらさがり
母親の目を追い
母親の声に反応して 動物として生き延びるため である
これらのことはさまざまな実験でたしかめられてる らしー

この力は 生後すぐに失われる 
ヒトとしてのヒト として ヒトの赤ん坊になってしまう
ヒトの赤ん坊は他の動物より 手厚く長く母親に養われる
主たる活動は 乳を飲み排泄し眠ること である

自力での移動 はできない 
赤ん坊は最初 寝たきり状態 である



寝たきり赤ん坊 ではあるが 
心 精神 自我 が芽生え始める
一個のヒト に なりはじめる  笑ったり機嫌よかったり
                泣いたりぐずったりする

母親がさまざまにかかわること 抱いたり話しかけたり 
子共にはたらきかけることで そーゆーことが起こってゆく

 赤ん坊は 急速に 成長していく

そしてついに 自力で寝返りを打つ日 がくる 

 言葉はまだない 
 しかし すでに
 精神は芽生えてる

 このときの赤ん坊の 
 心 精神 は
 どんなカンジやろう   われわれはすでに
             そのときのカンジを
             覚えていない

そしてついに 自力でハイハイする日 がくる

 移動の自由の獲得 である

 このとき赤ん坊は 
 どんなカンジやろう



そしてついに 立っちする日 がくる
       つかまり立ちできる日 がくる

 寝たきり から 寝返り 
 いまだ  視線は低い
 寝返り  から 立っち
 立っち 
 視界が  格段に広がる

そしてついに 歩ける日 がくる 1才のころ
そしてついに 走れる日 がくる

 われわれは 
 もうとうに 
 忘れているが
 そのときのカンジ は
 どんなカンジ やったんやろ?

 世界を獲得していくカンジ やったはず

 自身の発達 自身の能力の高まり で 
 世界とかかわる力 がグングンつき
 自分の身体で 世界を体得していく

 すばらしき世界旅行!

寝返り 這い 立ち 歩き 走る 
そしてついに 言葉の獲得 これが2才のころ

1〜2歳 幼児は いろんなことをしはじめる
まわりも それを オーエンする けしかける

 紙をあたえ 鉛筆をあたえ 粘土をあたえ

しかし幼児は 発達段階にしたがって 
描ける図形に 限界がある

最初は 点 とか
つぎに 引っかいたような痕跡
そして 線 が引けるようになり
つぎに 線をつないだ図形が描けるよーになり
そして 三角や 四角や ○=円が描けるようになる

表現する能力も 段階的に獲得されるのである

 グールグールグールグール・・・
 と言いながら
 バネのような連続した線で 
 紙を埋め尽くそーとしている子供は

 世界とかかわろうとしている 
 世界と出会おうととしている
 世界を表出している真っ最中
 世界を創造している真っ只中

 だから 表現への欲求 は 
 人間を 捕らえて離さない んやと思う

 表現するものは 神である
 表現するものは その表現世界の
         天地万物の造物主である 

 ひょっとすると この創造欲
 ひょっとすると この表現欲 には

 世界を支配する喜び 支配欲 や
 所有欲や攻撃本能や エロス 生への希求も
           タナトス 死への希求も
           含まれているのかも しれん・・・・



 アロイーズ展  私の愛は 蝶のように飛び去った

 3月はじめに これを見て ぼくは そんなことを思ったんですわ

 あした 個々の例を すこしく 書きます

余談なんですけどね・・・ 
ハイハイする赤ん坊を使った実験 でこんな例がある

 赤ん坊は
 学習=失敗によって危険を認知するのか
 それとも先天的に危険察知能力があるのかどーか 

ハイハイ赤ん坊を実験室に入れる その実験室の床には 
一枡目30センチの方眼線が引いてあって そこに赤ん坊

 ハイハイ赤ん坊は そこら中 ハイハイする

つぎにこの床の一部にプール状の穴を作り そこにも方眼線
方眼線がここでゆがみ異常になってる しかしガラスのふた
万一 落ちてもケガせんよーに ガラスのふた をして・・・・

 ハイハイ赤ん坊 そこへは行かない
 一度も穴に落ちたことないのに 
 そこを回避する そこに近づかない
 そこ以外を ハイハイする


・・・・なんかねー 
・・・・いろーんなことが 
・・・・すでに ちゃんと
    プログラミングされてるらしーんですわ 

 


ーーーーーーーーーーーー

明日も アールブリュット:生の芸術 について
    JとKの隔たり5 明日につづく




  トップページ  作品購入  作品一覧  ご注文方法  お問い合わせ  八風窯について  サイトマップ  



八風窯(はっぷうよう)

〒527-0231 滋賀県東近江市山上町1   tel&fax 0748-27-1955
oneeye.kei@nifty.ne.jp

Copyright(C) 2000-2006 happuyo. All Rights Reserved.
Supported by T-CRAFT.