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キレットのトンガリ

南岳テント場の夜 先週土曜の夜 8月15日
 
晩メシ コンビニで買おた サトウのご飯5食分をあっためる
お湯であっためると 一つにつき15分もかかるんで 鍋にあけて
ちょっと水を入れて 焦がさんように かき混ぜながら 炊いた

別のクッカーで レトルト4種の具をボイルしてあっためた 
カレー シチュー ←前半戦 牛丼 キムチ豚丼 ←後半戦 
これらをご飯にぶっかけて食べたが なかなかゴーカでした

夕方着いたころからずっとガスってました
寝ました 夜に雨 12じころからやろか

降ったり やんだり だんだん はしっこのぼくの場所には
水が沁みこんできましたー 腰に巻きつけた タオルケットが 
ドボドボになってきまして 寝袋の無いぼくの 着衣の間から
直接 水が身体をぬらし始めて ちょっと 寝てられへんジョーキョー


就寝前に 家族のほかの者たちに指示
槍平よりも冷えるはずなので 厳重にありったけ着込み
合羽も着て おのおのシュラフ=寝袋 やシュラフカバーに入れ と
それが功を奏してるらしく だれも身体までは 濡れてないとゆー
ぼくだけは 寝るのをあきらめて 南岳小屋の前室に避難した 3じはん

 やばいなぁ・・・
 降ったら岩は濡れる・・・
 キレット越えはキケンすぎる・・・
 ここから槍平にエスケープするか・・・
 一日だけこの小屋に沈殿(休養待機)して明日を期すか・・・・

テントから持ってきたバーナーでコーヒーを入れ
衣服を乾かしつつ 悲壮なカンジで 計画を練り直してたんやが
この1時間ほどで 雨は止み 天候は急速に良い方向へ向かってるカンジ

東の空が明るい 太陽が出そうな気配 これは・・・行けるんかも・・・
4じすぎ リツも起きてきて小屋の前室に来た 

   濡れてないか? 

    濡れてない 今日どうするん?

   うーん・・・ 状況待ちや
   天気 急速に良くなってるみたいや
   そやけど 岩が濡れてたら キレットはムリやろ
   オマエとしては どーや? ビビッてるんか?

    いや 行きたいねん

意外なことに リツはキレットを越えたいらしー 意外である

昨夜 リツは メシのあとテント出て なかなかもどらんかった・・・
こっち3人 カミさんぼくガクは 早々に寝入ったんやけど・・・
リツは小屋に入って 絵を描いたりしてたらしー 
ほんで 「キレットノート」ってのを読んだとゆー
読んで 状況が許すならキレット越えを なんとかやりたいとゆー

    ほー・・・・・ 

小屋備え付けの感想ノート 「キレットノート」
登山者たちが キレットを越える前の 決意や不安や怯え そして
キレットを越えて来た後の 気持ちや感想を書き込んだノートらしー

  リツが 越えたいとゆーのを聞いて うれしかった

天候が回復した 陽がもうすぐ昇る 状況を見に行こう
リツを先にやった バーナー片付けをしてから追ったら
小屋すぐそばには居らず 右手の丘まで登って行ったようである



キレットを見つめるリツ 

陽が昇りはじめる 岩はまだ濡れている

滑りグアイを確かめる あと1時間か2時間で 乾くだろう

すべてが見えている リツと2人 陽が出るのを見た

幸福な時間だった 

テント場の向こうに 槍ヶ岳がくっきり見えている

きのうの昼 あそこにいた



右隅のがうちのテント

カミさんもガクも 丘に登ってきた

濡れてないか? 濡れてない!



よし 朝メシ食って キレットを越えよう

朝メシはインスタントラーメン 2回に分けて作り喰い

リツ ガク のザックはできるだけ軽くし きのうまで外付けした荷も
食料の減った分の空間が空いたんで ぜんぶザック内に納めることができた
雨でずっしり重くなったテントやタオルケット ぼくのザックに押し込んだ
今日がいちばん重い かなり後ろに引かれるカンジ 
ハング気味も岩場越えに注意が必要 

出発8じ 晴天 微風 まだすこし濡れてるが 慎重に・・・



南岳からキレットを下り 振り返るとこんな景色です

でも これはおととし10月なかば ぼく一人で行った
逆コースの時の画像です 出発前にデジカメのバッテリー切れ
キレット通過時はカミさんのカメラ その画像は容量過多なんでねー

南岳と北穂高岳 の間の難所がキレット 大キレットともゆー

南岳が3033m 北穂高岳が3106m 
2つのピークの間の 水平距離は 2キロに満たない
そやのに キレットの底=最低鞍部が2748mですから
東京タワーの高さ分 急激に下降して また登る ってわけ
通過にかかる時間は 4時間半ですわ

 大きな落ち込みやけど 
 両側が切れ落ちてるんで
 これもまたトンガリである

岩場の連続 クサリ場 ハシゴ ボルト ステップ マーキング
なんとか安全に越えられるよー ケンメイに整備してくれてはるけども・・・
  
2キロほどあるキレット いたるところ 両側はげしく切れ落ちてて 
もし落ちたら100〜200m下まで滑落するトコばっかしですわ
そーなったら タダではすまない まごうことなき 難所=危険箇所

 例年 夏でも 何人かが亡くなり
        何人もが負傷し
        レスキューヘリで救助される
        
毎日毎日ヘリが飛んでましたが 
あれは訓練なのか出動なのか・・・・ 

 ともあれ キレットへの下降4人そろって無事に
 水平移動 リツガクに信頼を置いて先に行かせ
 危険箇所で待機せよと カミさんと2人じわじわ

かなりヤバイ トラバース=横渡りする場所
あいつらココ 勝手に越えよったんけー とその先で合流
最低鞍部は越えて 北穂高への急登から ふたたび4人行動
前にも後にも登山者がいる 岩の落下が怖い 
落とすな 細心の注意を もし落としたら

 落 =らくーっ! 落石の意 と叫ぶ または
 Fall =フォールッ! 同上 と叫ぶ ことになってるが
               英和辞典を引いてるヒマはない

らくーっ! フォールッ! が聞こえても 
見て よける なんてできないんで 身体を岸壁に寄せて
アタマへの直撃をさけるくらいしか できることはない
ヘルメットをかぶってる登山者も散見する

ともあれ北穂高小屋に到着 キレットを無事抜けた ホーッ♪
小屋の横の階段を20段ほどのぼると 北穂高岳の山頂
山頂と小屋が一体化している 3106m 12じ過ぎ

槍が見えてる 24時間前あそこにいた

昼メシ ウィルダーゼリー1 ソイジョイ2 
    あらびきソーセージ半本 水

キレットは抜けたが ここから 涸沢岳3110mまでの
切れ込みと登り返し もキケンやし ヤバかったですねー
気を抜かないよーに 4人で抜けた 2時間半ほどはかかる

最後の登りが済み リツガクは先に 涸沢岳山頂に
ぼくらが追いついて 3じすぎ ホッっとした
すぐ下に今日の宿 穂高岳山荘 の赤い屋根が見えてる 

ふーっ・・・・無事 越えた・・・
ふーっ・・・・今夜は山小屋・・・
ふーっ・・・・明日は下りるだけ・・・

リツもカミさんもぼくも しばし涸沢岳の山頂にとどまり
奥穂高岳からの吊尾根 前穂高岳 涸沢カール 常念岳・・・・
雄大な山岳景観に 目と心と身体を ゆるめた・・・

翌朝の画像ですが・・・・穂高岳山荘 すばらしい小屋

泊まってみたい山小屋ランキング 第2位 (1位は燕山荘)
カミさんもびっくりしてますわー うん ここに連れてきたかった

うん 天候に恵まれ 事故無く 最終日ここに泊まる 
槍ヶ岳→奥穂高岳 3泊4日 至高のコースですわ♪

4人なら 予約なし飛び込みでもOKやけど 電話しといた

 予約した中根です〜 家族4人です〜

  はい お部屋は2階の「北岳」です♪
  2段の上の 10〜13 に寝てください♪

ははは 北岳・・・みんなで2階へ キレーな山小屋
木でできてる 山小屋らしい山小屋 すばらしい 

夕飯は5じ40ぷん
それまで ゆっくり そこここを散見して
洗面所で顔洗って 汗を拭いて 談話室でくつろいで・・・

 あ ビール350ml¥500 飲んじゃうもんねー♪

あー 小屋泊まり♪ テントやなしに小屋泊まり♪ 
メシも用意してくれはる〜♪ 
ここは 寝袋ではなく 布団〜〜〜〜〜〜♪ 
これで 2食付¥8800は安い〜〜〜〜♪


さ 明日が 最終日 
  奥穂高岳に空身で往復して
  白出沢を1900くだって ええ温泉にはいる♪
                 ↑ 
               ハプー絶対のオススメ

 

奥穂高岳のトンガリ

 




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