| 赤岳頂上小屋をでたのは 14:15一瞬迷う
  もう一足伸ばそか・・・横岳の岩尾根 今日のうちに越えて
 大ダルミまで行って 硫黄岳山荘まで行くか・・・
 あとプラス2時間か・・・
 山での行動はあさ6じから行動して3じすぎには行動終了 ゆとりを持つのが鉄則
 が 臨機応変 も必要・・・
 が 朝からすでに6時間以上の行動33年ぶりの山 足の疲労は蓄積してる
 この先の岩尾根はキビシー やはり・・・
 赤岳天望荘へ下りながら自分の足と相談する ガレ場 ゴロゴロの砂礫
 膝のクッションで 靴底のフリクション=摩擦を利かす
 じん帯を痛めたことのある両膝いまのところ痛みはない が 疲労による違和感はある
 やはりこれ以上は進むのは 明日
 今日のところは行動終了して
 足を休めないと・・・
 15分で天望荘到着ぼく以外に 登山客はだれもいない
 人気のない小屋に入り声をかけると
 人の良さそうなメガネをかけた40代前半のオッチャン
   明日の夜宿泊予約した 中根です1日早くなりましたが 今日おねがいします
 意外な返事が返ってきた   連泊できますか?   え?   明日はすごく荒れますよ連泊して
 あしたは沈殿(行動せずとどまること)して
 あさって動いたほうがイイ
   えーっ?それは無理ですねー 仕事が・・・
   じゃ 今まだ2じです明日は稜線にいない方がいい
 今日のうちに下りた方がいい
 いまから下山したらどうですか?
   えーっ! まあコーヒーでも と進められて腰を下ろして話す大きい低気圧が日本海を東進してる まちがいなく嵐が来る
 明日は風と雨と濃いガス 岩場は濡れる 稜線を行くのは危険
 いまなら1時間で行者小屋へ下りられる 明日の下山より安全
 美濃戸にクルマ停めてるなら さらに2時間 懐中電灯あるなら
 今日のうちにクルマまで戻れますよ
   えーっ! 日帰りになっちゃう!33年ぶりの山 山小屋にも泊まってみたくって」・・・
 それに今日はもう7時間 膝がねーちょっとシンパイで・・・
 今日ね 昼すぎついた 3人パーティの予約客もね そんなかの1人は 今回始めて山に来た人がまじってたんでね
 稜線から下りた方がいいと薦めて そうしてもらったんですよ
 昼は少し晴れて展望も利いたし 赤岳のピークも踏んだなら
 この先 横岳の岩場は もっと条件のイイ時を 選んだほうがイイ
 明日 今日の疲れを残して
 悪天候の濡れた岩場に進むのは危険
 これが33年ぶりの山ならあなたにとっては 復帰第一戦
 復帰第一戦はダイジを取る いい山行経験になりますよ
 撤退避難は もっとも近い山小屋を目指す これが鉄則行者小屋へは1時間 そこまで下りてから 足と膝に相談したらどうですか
 美濃戸まで下れなくっても 明日稜線にいるよりはるかにイイ
 もしあと1時間歩けるなら 赤岳鉱泉までいけばお風呂がある
   !!!!!そうします!!!!!! いやこのメガネのおっちゃん 実にいい小屋番さんでした♪
 論理明快理路整然それを情のある温かみある口調で説得
 こっちの安全のためには 予約客の宿泊キャンセルをすすめる
 商売っ気まったくなし コーヒーのお代も取ってくれはらへんかった
 天望荘には15分滞在 14:45発地蔵の頭まで進んで地蔵尾根を下る ものすご急峻
 クサリとハシゴの連続 でも早い 30分(!)
 で行者小屋に着いてしもた 15:15
 赤岳鉱泉とここは同じ経営ここで予約をいれて連絡を入れてもらう
 中岳乗越:なかだけのっこし を越えて赤岳鉱泉まで30分
 明日越えていくはずだった 横岳の岩峰には つぎつぎとガス
  
 あとちょっとのトコロで 左ひざに痛みかなり痛い 変な方向に膝を捻ると 激しく痛む
 きっと今日の歩行時間は 7時間超えてる荷物は8キロ 体重は58キロ
 3月からのウォーキングはアスファルト平坦
 山での歩行は それとは別物 膝にははげしい負担
 右足で左かばってだましだまし赤岳鉱泉についたのは 15:45
 雨がふりだす 屋根のあるトコロ
 暖かいトコロにいるシアワセ
      ↑なんか種田山頭火みたいですねー
 客はぼくだけ食事は夕6じ 朝6じ
 することないんでおフロ
 
 美しき裸像の思い出 49才の記念に セルフタイマーで撮影
 効能は・・・泉質は・・・
 1人ではウサギちゃんごっこ をやってもツマランので 本を読んでました♪
 シャンプーも石鹸も使用禁止 合成界面活性剤って環境への負荷大
 ふくらはぎを揉みながら・・・膝 明日ダイジョブかな?山 下りたあとで仕事できへんかったらマズイぞ とか思う
 ゆーっくり1時間ほどは つかっては出 つかっては出・・・
  あっ 生ビールもある! ¥800缶ビール300cc¥400
  ヘリで運んだビールやしちっとも高くない♪ここはワインや地酒もいろいろあって
 山小屋とゆーより 山の宿 のイメージです♪
 非常食のナッツやいかナンコツをアテに 生♪あったかい広いダイニングの 灯油ストーブのそばで 生♪
 標高が高いと ちょっとのアルコールですぐ酔える♪
 厨房ではぼくのための食事が準備されていい匂いが・・・
 
 具たくさんの汁 と ご飯 はおかわり自由手ごねハンバーグ トマトソースきのこ添え
 サラダ フレッシュフルーツ
  マイウー♪ 
 赤岳鉱泉 収容人員250人 通年営業 標高2220mおふとん 毛布でぬくぬく 非常用のウイスキーの小瓶を空ける
 窓外 風音はげしく 終夜 雨音とぎれず
 未明 雷鳴を聞く
 朝メシ6じ ベーコンエッグ ソーセージ サラダ
 フルーツ 納豆 ノリ 味噌汁 ご飯
 宿泊2食付¥8500 ありがたいことである 雨具上下を着こんで 出発 6:30
 
 外は雨 しかし それほどひどくはない
   八ヶ岳 自然はうつくしいか? |